フリーランスビザが取れる海外移住しやすい国、オランダ「ヨーロッパに住みたい!」

フリーランスビザが取れる海外移住しやすい国、オランダ「ヨーロッパに住みたい!」
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IT系フリーランスなら誰でも一度は「海外移住して働いてみたいな」と考えたことがあるのではないでしょうか。

フリーランスビザを発行しているドイツや、筆者が5年住んでいるフィリピンなど、フリーランスが住みやすい国はいくつかあります。

今回は、フリーランスとして移住しやすい国の1つ「オランダ」を紹介します。

移住しやすい国を探している人、EU圏への移住を検討している人はぜひ参考にしてくださいね。

うまくいけばオランダを経由して第三国に移住することもできますよ

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オランダってどんな国?

オランダってどんな国?
国名オランダ(Nederland)
地域西ヨーロッパ
首都デン・ハーグ
公用語オランダ語
通貨ユーロ(EUR)
政体立憲君主制

オランダはドイツとベルギーの間にある国家で、比較的移民の受け入れに積極的な国です。

そのため、フリーランスとしてビザを取得する難易度も低めなので、フリーランスとして働きたい方にとてもオススメといえるでしょう。

生活水準も比較的高く、海外移住や長期滞在にピッタリの国なのでぜひチェックしてみてくださいね。

オランダ移住のメリット

オランダ移住のメリット

まず、数ある国の中でオランダに移住するメリットを紹介します。

オランダ移住を検討しているものの、ほかにもいくつかの国を候補に挙げていて迷っている人は必見です。

フリーランスビザを発行している

オランダは、隣国のドイツと同様にフリーランス向けの長期滞在用ビザを発行している国です。

正式なビザを取得して長期滞在したい人にオススメです。

永住が目的の方は、まずフリーランスビザで移住して、その後永住ビザを取得するという流れがおすすめの滞在方法となります。

ビザに関しては後述しますので、あわせてチェックしてみてくださいね。

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日本と行き来しやすい

オランダと日本との間には直行便が運航されており、約12時間弱で移動できます

そのため、日本とオランダを行き来しながらビジネスを展開する場合にも便利な国だといえるでしょう。

移住後も頻繁に日本に戻る予定がある方にとって「移動のしやすさ」は重要なポイントですよね。

日本-オランダ間で直行便が就航している都市はアムステルダムなので、アクセスを重視する場合はアムステルダム付近に居住すると便利です。

社会保障・医療制度が充実している

オランダは医療保険や年金を始めとする社会保障制度が充実しています

また、医療水準も非常に高いので、長期滞在でも安心して海外生活がおくれるでしょう。

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オランダ移住のデメリット

オランダ移住のデメリット

オランダ移住を検討している方はデメリットもいくつかあるので、しっかりみていきましょう。

滞在難易度が高くなりつつある

オランダはEU諸国のなかでは比較的長期滞在しやすい国ですが、それでも年々少しずつ移住の難易度が上がっています。

日本国籍の方の場合、以前は就労ビザなしで働くことができたものの、2017年以降は不可能になっています。

フリーランスビザの場合は取得しやすい状況が続いているものの、こちらもいつ制限が厳しくなるかはわかりません。

そのため、移住を検討している人は早めにアクションを起こすのがおすすめです。

税金が高い

EU諸国では税金が高い国が多く、オランダも例外ではありません。

フリーランスとして活動している場合、個人住民税や市民税は確実にかかってくることでしょう。

それ以外には環境税や水道税・環境保護税など、日本にはないさまざまな税金が課せられるので税負担が重く感じでしょう。

租税の種類によっては二重課税になっているものもあるので、予想以上に税金を支払わなければならないこともあります。

オランダで英語は通じる?

オランダで英語は通じる?

実際に滞在する上で言語は重要なポイントですよね。

ここではオランダの言語状況についてチェックしていくので、あらかじめしっかりチェックしておきましょう。

基本的に英語は通じる

オランダでは英語教育が盛んなため、基本的に全国的に英語が通じます

流暢に話せる人ばかりとは限りませんが、簡単な日常会話程度なら問題なく行えるでしょう。

そのため、ある程度英語が話せれば、会話が全く通じないという状況に陥る可能性は少ないといえます。

長期滞在するならオランダ語を習得しよう

基本的に英語が通じる国とはいえ、オランダは英語圏の国ではないため公用語はオランダ語です

公文書を始めとするさまざまな文書はオランダ語で発行されているため、長期滞在するならオランダ語の習得が必須といえるでしょう。

現地でビジネスを展開したい方なら、特にそうですよね。

オランダ国民を相手にするときにはオランダ語のスキルが求められるので、少しずつでも習得していくようにしていきましょう。

フリーランスビザを取得する方法

フリーランスビザを取得する方法

フリーランスビザを取得してオランダに移住するには、予め必要な書類を集め、移民局で手続きしなければなりません。

フリーランスビザを取得する方法と手順は次の通りです。

必要な書類を準備する

ビザを取得するためにはいくつかの書類を準備しておく必要があります。

なかには日本で準備しなければならない書類があるので、渡航前に忘れずにチェックしておきましょう。

具体的な必要書類は以下の通りです。

フリーランスビザの申請に必要な書類
  • ビザ申請書(移民局のサイトからダウンロードしておく)
  • パスポート
  • 日本で発行された戸籍全部事項証明書または戸籍個人事項証明書(英語またはオランダ語の翻訳文必須)
  • 外務省が発行するアポスティーユ証明
  • 不動産契約書
  • 事業計画書
  • 銀行の残高証明書(ビジネス口座のもの)
  • BNSナンバー(日本のマイナンバーにあたるもの、住所地の役所で発行)
  • 一時滞在許可証

この中で戸籍の証明書とアポスティーユ証明は日本で準備しておく必要があるので、忘れないように注意してください。

移民局によっては一部書類の提出を求められないこともありますが、いざ求められたときにしっかり提出できるように準備しておきましょう。

オランダへ渡航して住所を確保する

必要書類が準備できたら、オランダに渡航します。

ビザ申請には現地の住所が必要になるため、不動産の契約が必要になります。

なお、この時点では滞在許可がないので住民登録ができませんので、契約書が住所の証明になります。紛失しないようにご注意くださいね。

移民局でビザ手続きをする

必要なものをしっかり準備したら、移民局(IND)に電話で予約を入れます。

移民局は首都のデン・ハーグやアムステルダムなどの主要都市にあります。

場合によっては数ヶ月待たされることがあるので、早めに予約することが必要です。

予約した日になったら移民局に行きフリーランスビザの手続きをすれば、通常、ここで一時滞在許可が出るので合法的にオランダに滞在できます。

その後は移民局の指示に従って手続きを進め、問題がなければフリーランスビザが発給されるでしょう。

期限が切れそうになったら更新しよう

フリーランスビザには期限があるので、ビザに記載された期限が迫ってきたら移民局で更新手続きを行います。

更新するのを忘れるとオーバーステイになるので、ご注意くださいね。

合法的に5年滞在すると永住ビザに切り替えられる

ビザを更新しながら5年以上合法的に滞在すると、永住ビザを取得する資格を得られます。

そのままオランダに滞在してビジネスを展開したい方や、永住したい方は永住ビザへの切り替えを検討してみてくださいね。

無事に切り替えられれば、業種の制限もなくなり、より幅広くビジネス展開できるでしょう。

また、EU圏内のほかの国への移住もできるようになります。

まとめ|オランダ移住で楽しい海外ノマドライフを

今回はフリーランスとしてオランダに移住するメリットやデメリット、具体的な移住方法について詳しく紹介しました。

オランダは隣国のドイツと同様、フリーランスでもビザを取得しやすく、長期滞在に向いている国です。

生活水準・文化水準ともに高く、ビジネスチャンスも多いので、フリーランスとしてビジネスを展開するのにいい環境だといえるでしょう。

また、移民も多く、さまざまな人達が集まる国なので予想もしなかった出会いが待っているかもしれませんね。

海外移住を考えている人は、ぜひオランダも候補に検討してみてくださいね。

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ABOUTこの記事をかいた人

フリーランスのシングルマザー。フリーランス歴は就職期間を抜いて通算11年目。セブ島は移住5年目です。 Web・IT業界一筋14年。元クラウドソーシング中の人です。 海外で子育てしながらフリーランスとして働く方法やセブ島移住生活について発信しています。