フリーランスは確定申告しなきゃダメ?確定申告の手順とおすすめ会計ソフト

フリーランスは確定申告しなきゃダメ?確定申告の手順とおすすめ会計ソフト
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フリーランスって確定申告しなきゃいけないの?
もちろん!
個人事業主としてお金を稼いだら、基本的には確定申告しなきゃダメです。

この記事では、フリーランスの確定申告をテーマに、確定申告の定義や手順・おすすめの会計ソフトなどを紹介します。

最近フリーランスになった人はもちろん、確定申告で毎年時間がかかって悩んでいる人はぜひチェックしてみてくださいね。

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そもそも確定申告とは?

日本の税法において、以下の税目については申告納税制度が採用されており、納税義務者は国税庁に対して必要な申告を行って税額を確定させ納税しなければなりません。

確定申告の対象となる税目は以下の通りです。

確定申告の対象となる税目
  • 所得税
  • 法人税
  • 消費税及び地方消費税

法人化をしていないフリーランスの場合は法人税を納める必要はないので、所得税と消費税(免税事業者の場合を除く)の確定申告を行う必要があります。

その内容について詳しくみていきましょう。

フリーランスに確定申告は必要?

そもそもフリーランスには確定申告が必要なの?と考えている人もいるかもしれませんね。

基本的に、以下に該当する場合は確定申告が必要です。

所得税の確定申告が必要な場合

所得税の確定申告は、1年間に受け取った報酬が380,000円を超える場合に行わなければなりません。

これは2019年時点で基礎控除が380,000円と設定されているためで、この金額を超えると所得税が課税されるためです。

所得税の確定申告を行う場合、1年間に受け取った報酬の総額や支払った経費の総額をしっかり帳簿に保存しておき、翌年の申告期間内に確定申告書を作成し、事業所所在地を管轄する税務署に提出しなければなりません。

その後、確定した所得税額を納税します。

日本国内に居住している課税所得のある人は、全員所得税の確定申告を行われなければならないという原則があるので、申告忘れのないようご注意くださいね。

なお、申告期間は毎年2月15日から3月15日までです。
*最終日が土日祝日になる場合は翌営業日までとなります。

消費税及び地方消費税の確定申告が必要な場合

フリーランスは所得税の確定申告だけでなく、消費税等の確定申告も行って納税しなければなりません。

ただし、免税事業者の場合は消費税等を納める必要はありません。

消費税の確定申告期限は毎年3月31日までで、前年に受け取った消費税から支払った消費税を差し引き、差額を納税する必要があります。

こちらもあてはまる方は、期間内に消費税申告書とともに納税しましょう。

なお、受け取った消費税より支払った消費税のほうが多い場合は差額が還付されますよ。

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白色申告と青色申告の違い

所得税の確定申告を行う場合、白色申告と青色申告を選択することができます。

白色申告と青色申告の違いは次の通りです。

白色申告とは

白色申告とは、特別な手続きをすることなくできる確定申告の方法です。

青色申告(650,000円控除を受ける場合)に必要な複式簿記も必要ありません。

そのため、簡単に申告できる点が最大のメリットです。

ただし、その分所得控除がないので、納税額が高くなる可能性があるというデメリットがあります。

1年間の利益が少ない場合は白色申告でも問題ありませんが、ある程度の利益が出てきた場合は青色申告に切り替えたほうが節税につながりおすすめです。

青色申告とは

青色申告とは、事前に事業所所在地を管轄する税務署に対して「青色申告承認申請書」を提出して承認を受けることによって使える申告方法です。

青色申告では650,000円の青色申告特別控除が受けられるので、フリーランスの方はできる限り青色申告をしましょう。

新たに青色申告で申告する場合、はじめて青色申告をする年の3月15日まで(新規開業の場合は事業開始日から2ヶ月以内)に青色申告承認申請書を提出してください。

その後、複式簿記による帳簿を備え付け、翌年の確定申告を期間内に行いましょう。

期限後申告になると650,000円控除が受けられずに100,000円控除になるほか、無申告加算税や延滞税の支払いが課せられ、場合によっては青色申告の承認が取り消される可能性があります。

また、複式簿記による帳簿を保存していない場合も650,000円控除の対象外となり、100,000円控除になります。

節税のためにも帳簿の不備などがないようご注意くださいね。

確定申告の手順

続いて、確定申告の手順を紹介しますね。

ここでは青色申告の申請手順を解説していきます。

所得税の確定申告

1. 青色申告承認申請書を提出する

まずは青色申告承認申請書を提出しましょう。

提出期限は前述の通り、はじめて青色申告をする年の3月15日までです。

新規開業する場合は事業開始日から2ヶ月以内の申請が必要なので、開業届と同時に提出しておくのがおすすめです。

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2. 必要な帳簿を備え、しっかりつける

青色申告承認申請書を提出したら、650,000円控除を受けるため帳簿をしっかりつけていきましょう。

必要な帳簿は次の通りです。

青色申告に必要な帳簿
  • 仕訳帳
  • 総勘定元帳

この2種類の帳簿は複式簿記で記載し、必ず提出する必要があります。

また、必要に応じて以下の帳簿も備えましょう。

補助簿
  • 買掛帳
  • 売掛帳
  • 固定資産台帳
  • 現金出納帳
  • 預金出納帳
  • 経費帳

これらの帳簿は「補助簿」と呼ばれ、複式簿記である必要はなく簡易簿記で問題ありません。

これらの帳簿を申告時に提出する必要はありませんが、税務調査が入った場合に提示する必要があります。

また、7年間の保存義務があるため、きちんと管理しておきましょうね。

3. 確定申告書を期限内に提出する

確定申告期間になったら、期間内に確定申告書を税務署に提出しましょう。

毎年2月15日から提出できるので、早めに提出することをおすすめします。

提出すべき代表的な書類は下記です。

青色申告・提出書類
  • 確定申告書
  • 青色申告決算書
  • 賃借対照表 など

他にも、医療費控除や住宅ローン控除などを受ける場合には、必要な書類を揃えてご提出くださいね。

なお、e-TAXで提出する場合、会計ソフトで発行されたデータをそのままe-TAXで送信できます。

別途書類を提出する必要はありませんので、とても楽ですよ。

4. 納税する

確定申告書を提出して税額が確定したら、納税しましょう。

なお、確定申告書の提出と同時に、預貯金口座振替依頼書兼納付書送付依頼書を提出しておけば振替納税が可能です。

振替納税日に残高不足になると延滞税が発生するので、残高は十分かどうか確認しておきましょう。

消費税及び地方消費税の確定申告

次に消費税及び地方消費税の確定申告の手順を解説します。

ここで紹介するのは、原則課税方式における申告手順です。

1. 消費税を計算する

原則課税方式の場合、

消費税額の計算方法
  1. 1年間の売上にかかる消費税額
  2. 1年間の仕入れ・経費として支払った金額にかかる消費税額

上記の①から②を差し引いた額が、金額が納めるべき消費税額になります。

この計算方法で、納付予定の消費税額を算出しておきましょう。

2. 消費税申告書の提出

納付予定の消費税額が計算できたら、消費税申告書を作成していきましょう。

作成・提出する書類は、下記の2点です。

消費税申告書に必要な書類
  1. 消費税申告書
  2. 付表2

会計ソフトを使えば自動で作成してくれるので、会計ソフトを導入されるのがおすすめです。

おすすめ確定申告ソフト

帳簿の作成や申告書類の作成は、手作業でやるとかなり手間のかかる作業です。

忙しいフリーランスには、ここまでで紹介した帳簿を簡単に作成してくれる「会計ソフト」の導入がおすすめです。

やよいの青色申告オンライン

オンラインになる前からわたしがずっと愛用している会計ソフトが「やよいシリーズ」です。

やよいの会計ソフトは、税理士さんや企業の経理部門でもよく使われている業界で一番有名な会計ソフトですよね。

やよいの青色申告オンラインはソフトウェアのダウンロードが必要なく、ブラウザ1つで使える利便性の高い会計ソフトです。

銀行口座やクレジットカードの連携や、領収書・レシートのスキャン/自動仕分けにも対応しています。

1年間は無料で試せるので、まずお試ししてみたい人におすすめです。

やよいの青色申告オンライン
利用料金6,480円/年
こんな人におすすめ・クラウド型ソフトを導入したい人
・レシートや領収書を自動仕訳したい人
・手厚いサポート体制を求める人
特典1年間無料

freee

freeeもクラウド型の会計ソフトですが、電子帳簿保存法に対応しているのが最大の特徴です。

これはあらかじめ税務署に電子帳簿保存の申請をし、条件を満たした形式で保存することによって領収書や請求書などをスキャンしてデータで保存できるというものです。

Freeeはこれに対応しているので、さまざまな書類の管理が楽になるというメリットがあります。

ただし、税務署への申請は利用者自身が行わなければならず、あらかじめ手続きしておく必要がありますので、ご注意くださいね。

freee
利用料金980円/月(11,760円/年)
こんな人におすすめ・電子帳簿保存法に対応したソフトを使いたい人
・銀行口座やクレジットカードを同期したい人
・請求書の作成まで行いたい人
特典30日間無料

マネーフォワード クラウド確定申告

マネーフォワードクラウド確定申告

マネーフォワードクラウド確定申告は、ある程度簿記関連の知識がある人におすすめの会計ソフトです。

クレジットカードや銀行口座との連携ができるのはもちろん、電子マネーと連携して自動で使用履歴をインポートしてくれるのが特徴といえるでしょう。

利便性が高いものの、freeeと同様の価格設定で、利用料金は11,760円/年と少し高めです。

マネーフォワードクラウド確定申告
利用料金11,760円/年
こんな人におすすめ・銀行口座やクレジットカードを同期したい人
・電子マネーを同期したい人
特典30日間無料

ここで紹介した3つの会計ソフトは、いずれも所得税と消費税の両方に対応しています。

1つの会計ソフトで確定申告にかかる全て事務を管理できるので、税務の手間を削減できるでしょう。

フリーランスの確定申告まとめ

税理士さんに依頼などをしていないフリーランスの方は、全て自分で税務処理を行う必要がありますよね。

税務に関する専門的知識もなく、また慣れない事務作業は非常に手間がかかります。

今回紹介したような会計ソフトを使えば税務関連の事務がかなり楽になるので、ぜひ使ってみてくださいね。

正しく申告し、しっかり納税していきましょう!

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